人ひとり分！

＜今日の一句＞

助け合い

人ひとり分で　生きている

私は車イスの主人とふたり、広島の小さな田舎町で助け合いながら暮らしています。

私の障害は脳性マヒといい、全身が緊張する障害で、特に両手が不自由で、軽い言語障害もあります。

主人は学生時代に事故に遭い、脊髄損傷で下半身不随になりました。

障害者同士の夫婦が地域で生活していくには、いろいろ大変なこともあり、挫けそうになるときもあります。でも、ヘルパーさんなどの周囲の支援を受けながら、主人は仕事を持ち、私は家事など、お互いが出来ることをして、明るく支え合いながら生活しています。

私たち夫婦の方程式は、１＋１＝１　つまり、人ひとり分にも満たないかもしれませんが、それだけ固い絆があると信じています。